エアコン吹き出し口のカビに注意!正しい掃除方法と注意点|エアコンのクリーニング・点検ならデルタクリーニングへ

お役立ちコラム

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エアコン吹き出し口のカビに注意!正しい掃除方法と注意点

2022.03.26

エアコン吹き出し口に見える汚れ、放置していませんか?

スイッチをオンにしたとき、まるで生乾きのような臭いを感じる原因は、エアコン内に蓄積された汚れが関係しています。
そのまま放置しておくと、健康面だけではなく故障にもつながるため、早めにお手入れをしましょう。

今回は、エアコン吹き出し口の正しい掃除方法やカビが生える原因、カビを生やさない対策方法などについて詳しく解説します。

エアコン吹き出し口のカビに注意!正しい掃除方法と注意点

エアコン吹き出し口にカビ!なぜ生えるの?

エアコン吹き出し口にカビが発生しやすいのは、冷房運転にする仕組みが関係しています。
まずは、どのようにして冷たい空気が流れてくるのか、仕組みをみていきましょう。

  1. 部屋の温かい空気を室内機が取り込む
  2. 室内機の熱交換器から冷媒によって室外機へ熱を移動
  3. 室外機の圧縮機で冷媒ガス(低温の液体)へ
    (温かい熱は室外機から外へ放出される)
  4. 室外機の熱交換器で冷媒を冷たい空気へ
  5. 室内機につながるパイプを通じて冷媒が移動
  6. 室内機から冷たい空気(冷えた冷媒)を放出

 

冷房はファンを使って温かい空気を冷たくするため、たくさんの熱が発生します。
寒い時期になると窓に発生する結露と同じく、寒暖の差によってエアコン機器の内部には水滴ができます。

カビは湿度が高い場所を好むため、室内機だけではなく吹き出し口にも雑菌が繁殖するのです。

冷房運転の他、室内の湿度を下げる働きのある除湿運転も室内機を結露させる原因でもあるため、カビが発生しやすいです。

エアコン吹き出し口のカビを放置するのは危険!

風邪をひいているわけでもないのに、エアコンをつけるとくしゃみや鼻水、咳が止まらないという症状はありませんか?

さまざまな原因が関係するアレルギー性鼻炎、もしかするとエアコン吹き出し口のカビが関係している可能性もあります。

アレルギー性鼻炎は、カビやハウスダストなどを吸い込んだことで起こるケースも多く、
冷房をつけるシーズンだけ鼻がムズムズする人もたくさんいらっしゃいます。

エアコンのカビを放置するのは健康面への影響の他、悪臭や吹き出し口の汚さから精神面に影響を与えることも多いでしょう。

いずれも、お手入れせず使い続けるエアコンは衛生的に良くないため、早めのお手入れが必要です。

エアコン吹き出し口の正しい掃除方法とは

エアコンの吹き出し口の掃除をするときは、必ずコンセントを外してから始めてください。
間違った方法で始めてしまうと、感電や漏電といったトラブルを引き起こし大変危険です。

正しい掃除方法と手順を確認しておきましょう。

説明書を確認する

吹き出し口を掃除する前に、必ず説明書を確認してください。
エアコンによって部品の外し方やお手入れ可能な範囲が違います。

カビが目立つときは、ルーバーを外して吹き出し口の細部に付着する菌をすべて取り除くことが大切です。

柔らかい布で拭く

初めは柔らかい布でホコリやカビなどの汚れを落としましょう。

頑固な汚れが取れないときは、水で濡らした布をよく絞ってから拭くようにしてください。
水拭きでも取れないしつこい汚れは、次の道具を使うと便利です。

  • 布に中性洗剤を少量つけて拭き取る
  • ぬるま湯で布を濡らす
  • 隙間に挟まるカビは爪楊枝で掻き取る

 

室内機の内部は、さまざまな部品で構成されており、水が付着すると故障してしまう可能性もあります。

仕上げに乾拭き

少量とはいえ、水分を使った掃除をした後は、必ず乾いた布で水気を取り除きましょう。

きれいにした室内機でも、水分が少しでも残っていると再びカビが住み着きます。
エアコンによって吹き出し口はフラットなタイプもあれば、凹凸があるタイプもあります。

掃除後は、隅々まで水分がないか確認しましょう。

エアコン吹き出し口にカビを生やさない対策

エアコンの吹き出し口をきれいにした後は、カビが生えない環境を作っておくことが大切です。

消毒液でしっかり除菌

カビとは無縁のエアコンを作るために、ドラッグストアやホームセンターで手軽に買えるエタノールで除菌しましょう。

エタノールは、水で薄めず使う「消毒タイプ」と水で薄めて使う「無水タイプ」の2種類あります。

無水タイプは「精製水(または水)1:無水エタノール4」の割合にすることで、消毒タイプのエタノールを作れます。

除菌後はしっかり乾燥させて、カビを寄せ付けない環境を整えましょう。

送風運転で乾燥

エアコンに送風運転がついているなら、定期的に利用しましょう。

あまり利用方法の分からない機能ですが、冷暖房のように空気の温度を急激に変化させるのではなく、扇風機のように風を送るのが送風運転です。

室内機の内部に風が通るため、内部の機器を乾燥させることができます。

冷房や除湿モードで運転した後は、しばらく送風運転にしてから運転を停止するとカビ対策にもつながります。

エアコン吹き出し口を自分で掃除する注意点は?

エアコンの吹き出し口は、自分でも掃除できますが、いくつか注意点があります。

  • 室内機の奥まで手を入れない(鋭利な機器があり危険)
  • 綿棒や洗浄スプレーの使用は控える(カビが内部まで入り込みやすい)
  • 室内機の分解をしない(場合によって故障する)

 

冷暖房をつけた瞬間、カビ臭さを感じると自分でできるところまでお手入れをしたくなりますよね。

しかし、間違った方法で掃除すると、返ってお手入れが大変になったりカビ臭さを強めたりする可能性があります。

自分で掃除するときは、見える部分だけにしましょう。

まとめ|エアコン吹き出し口のお手入れをしよう

エアコン吹き出し口は、ホコリやカビが付着しやすい場所です。

手の届く場所であれば、柔らかい布やティッシュで汚れを取り除けますが、カビは目に見えない部分まで広がっている可能性があります。
一度、しっかりとしたお手入れをした方が良いでしょう。

自分でできる掃除には限界があるので、しっかりきれいにしたい場合はエアコンクリーニングのプロに依頼しましょう。

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