お役立ちコラム
エアコンからぬるい風しか出ないときはリセットする?
「エアコンからぬるい風しか出ないときはどうしたらいい?」「エアコンのリセットってどんな風にしたらいいんだろう?」と疑問に思っている方もいるでしょう。
夏場に大活躍するエアコン、そのエアコンからぬるい風しか出ない事態はきちんと解決したいですよね。
今回の記事では、エアコンからぬるい風しか出なくなってしまう原因と対処法、修理費用についてお話をしていきます。
エアコンからぬるい風しか出なくなってしまった方、ぬるい風しか出なくなったエアコンの修理を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
エアコンのぬるい風しか出ないのはなぜ?考えられる理由
エアコンからぬるい風しか出ない場合、考えられる理由には以下のように複数があります。
● 温度設定やエアコンの性能の誤り
● 室外機本体・周辺のトラブル
● 冷却用ガスの漏れ
ここから、これらの理由それぞれについて解説をしていきます。
温度設定やエアコンの性能の誤り
エアコンからぬるい風しか出ない場合にありがちな理由として挙げられるのが、「温度設定やエアコンの性能の誤り」です。
壊れたのかもしれないと思っていても実は温度をとても高く設定していた、部屋が全然冷えないな、と思っていたらエアコンのパワーが部屋の広さに合っていなかったなど、自身のミスで思うような効果を得られていない場合は意外に多いです。
エアコンの性能に不安を感じたら、一度温度設定やエアコンのパワーを見直してみましょう。
室外機本体・周辺のトラブル
以下のような室外機やその周辺のトラブルによって、エアコンの風がぬるくなってしまう場合があります。
● 室外機に直射日光が当たっている
● 室外機のまわりが汚く空気の入れ替えに支障をきたしている
● エアコンフィルターが汚れている…など
エアコンの風がぬるいと感じたら、室外機やそのまわりをきちんと整備すれば改善される可能性があります。
冷却用ガスの漏れ
エアコンの風は、エアコン内を循環する空気をガスで冷却して温度調節を行っています。
このガスが漏れてしまうと、エアコンの風の温度調節を十分に行えなくなってしまいます。
結果として、設定温度よりもぬるい風しか出ない現象が起きます。
エアコンの風がぬるい場合は、冷却用ガスについても確認をしてみましょう。
エアコンから出るぬるい風、どうしたらいい?
ここまで、エアコンからぬるい風しか出なくなってしまう理由を紹介しました。
では、上記のような理由でエアコンからぬるい風しか出なくなってしまった場合にはどのように対処したらいいのでしょうか?
エアコン本体のリセット
エアコンの風がぬるくなってしまう理由には、先述のような物理的な理由以外に制御装置の故障が考えられます。
そういった場合には、エアコン本体をリセットする頃が有効です。
具体的な手順はエアコンのメーカーによって異なりますが、どのメーカーのエアコンも電源プラグを一度抜いてリセットができます。
プラグを抜いて1分ほど待ったのちに再度差し直すと、エラーが解消される可能性があります。
室外機・室外機まわりの整備
制御装置以外に原因がある場合は、先述のように室外機やその周辺のトラブルを取り除くことで問題が解決する可能性があります。
室外機に直射日光が当たっていないか、まわりにものが置かれていないかなど、エアコンの風がぬるくなっている原因を探し、適切な整備を行いましょう。
また、エアコン本体のフィルターの汚れなどもエアコンの性能に大きく影響してくるため、定期的な掃除・メンテナンスも大切です。
エアコン修理の相場はどれくらい?
エアコンからぬるい風しか出なくなってしまった場合、修理する箇所は以下の2点になります。
● 室外機の修理
● 冷却用ガス漏れの修理
室外機の修理の場合は3万円前後の費用がかかります。
また、冷却用ガスの漏れを整備する際には3万円弱〜5万円前後の費用が必要です。
サイズによってはエアコン本体を6万円前後で購入も可能なため、費用を最小に抑えられるよう、一度試算を行うのも大切でしょう。
まとめ
今回の記事では、エアコンからぬるい風しか出なくなってしまった時の対処法について解説を行いました。
エアコンからぬるい風しか出なくなってしまう理由にはさまざまなものが考えられるため、きちんと理由を洗い出したうえでの対処が大切です。
あまり理由が判然としない際には、リセットも検討してください。